【指関節】筋膜リリースの為の『筋肉の作用と関節作用』【読む‐機能解剖学⑦】

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こんにちは♪

筋膜リリースとIASTMの資格発行を行っている「日本IASTM協会」です♬

 

このブログでは、筋膜リリースで肩こりや背中の痛み、肘の痛み、手首の痛みなどの改善を目指す場合、とても重要な部位である【手関節】について学んでゆきます。

手関節は、「橈骨、尺骨」と、「豆状骨、三角骨、月状骨、舟状骨」の関節面が形成する関節です。

手の構造は非常に複雑です。

特に指に手掌に付着する筋はとても難解です。

前腕と手の筋肉はそこまで深く理解していなくても大丈夫です。掌側にある筋肉は、手と指を丸める動作-屈曲に作用し、手の甲側にある筋肉は、手と指を反らす動き‐伸展に作用します。

このブログ内では、手関節に関連する関節、手関節の動き、手関節と指に付着する筋肉に対する説明をおこなっております。

現在文字だけとなっており、理解しづらいと思うのですが、今後少しづつ画像を付けたしアップデートしてゆきます♬

それでは、お楽しみください♪

 

●手関節(しゅかんせつ)

手首と手の指の関節はしばしば見落とされが ちです。これらの関節を上手に動かすことがパ フォーマンスに大きくは影響しないスポーツも ありますが、 逆に、これらの関節の機能自体が 成績を左右するようなスポーツもあります。 アー チェリー、ボーリング、ゴルフ、野球、それに テニスなどはこれらの関節が協調しあって機能 する必要があるスポーツといえます。

これらの関節は比較的小さい筋肉や骨や靭帯 が組み合わさってできているので、非常に複雑 にみえます。しかし、これらを屈曲、 伸展、 外 転、内転といった単純な動きごとに分解して理 解すれば、決して複雑ではないことがわかるで しょう。

大変多くの筋肉が手首と指を動かすために使 われます。 この部位には29個の骨25以上の関節そして30以上の筋肉があり、 そのうち15 の筋肉が起始と停止を手の内に有している内在 性の筋肉です。 このように解剖学的にも構造的 にも人間のこの部位は非常に高度に発達し、そ れゆえ複雑な動きができるようになっているの です。 アスレティック トレーナーや理学療法 士、 そして作業療法士は小さな内在性の筋肉に ついて知っておくべきでしょう。

ここで学習するのは手首と手の指の関節なら びに上腕骨や前腕の骨に起始のある大きな外在 性の筋肉だけにとどめます。また、これらの筋 肉を鍛えるためのエクササイズとしては、指を 立てて行う“指立て伏せ” が共通してあげられ ます。

○骨格
手関節(手首)と手は橈骨と尺骨を含めた 29個の骨で構成されています。 2本の前腕の骨 の遠位には 8個の手根骨 (舟状骨、月状骨、三 角骨、豆状骨、大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、 有鈎骨) が2列に並んでいます。 さらに遠位に は第1 (母指側から) ~第5までの5本の中手 骨があります。 そして、 5本の中手骨の遠位に はそれぞれ3本の指骨がつながっていますが、 例外的に母指には2本の指骨しかありません。

関節 (図5-2)
手関節(手首)は顆状関節で、 屈曲、 伸展、 外転 (橈屈ともいう)、内転 (尺屈ともいう) が可能です。 これらの動きは橈骨の遠位の関節 面と舟状骨、月状骨そして三角骨の3つの手根 骨の間で生じます。 屈曲は70~90°、伸展は 65 ~85°可能で、外転 内転はそれぞれ12~25° 25~40° 可能です。

中手骨と基節骨の間の中手指節関節(MP関節)は顆状関節で、 0~40°の伸展そして 85~ 100°の屈曲ができます。 基節骨と中節骨の間の近位指節間関節 (PIP関節) は蝶番関節で90 ~120° の屈曲が可能です。 同様に蝶番関節であ る中節骨と末節骨の間の遠位指節間関節(DIP 関節)は80~90° の屈曲が可能です。

母指には2つの関節があり、いずれも蝶番関節です。 母指の中手指節関節は 40~90°の屈曲 を指節間関節 (IP 関節) は 80~90° の屈曲を することができます。 母指の手根中手関節 (CM 関節) はユニークな鞍関節で、50~70°の外転 が可能なだけでなく、 15~45° そして 0~20℃の それぞれ屈曲と伸展の可動域をもっています。

この部位の靱帯は非常に多く、しかも複雑で 、この章では特に取り上げませんが、い ずれも静的な安定性を各関節に与えています。 指の靭帯の一部分は図 5-3 に列挙されています。


関節の動き (図 5-4)
手関節(手首)の基本的な動きは屈曲と伸展、 そして外転と内転です (図 5-4, A-D)。 手の 指では屈曲と伸展だけが可能ですが (図 5-4, E -F)、 中手指節関節だけは、内在性の筋肉の働 きでさらに外転と内転ができます。 手において は、 第3指が外転と内転を区別する基準点とみ なされます。 第2指の外転は、 前腕の橈側に向っ して外側に動くときに起こります。 第4、第5指 の外転は、尺側に向って内側に動くときに生じ ます。 第2指が尺側に向って内側に動くのは内 転です。 第4、第5指の内転は橈側に向かって 外側に動くときに生じます。 第1指の外転は (前額面で) 手掌(手のひら) から離れる動き で、内転は手掌に向かう動きです。 これらの動 きと前腕の回内や回外の動きが一緒になること で、前腕、手首、 そして手の指を繊細に微調整 することができるのです。


屈曲 : 手首は前腕の前面に、 指は掌側に向かう動き
伸展: 手首は前腕の後面に、指は背側(手の甲 の側)に向かう動き (肌ともいう)
外転 (屈) : 手首や指が橈側 (橈骨の側) へ向かう動き
内転 (尺屈) : 手首や指が尺側(尺骨の側)へ 向かう動き
対立 : 母指が手掌で他の4本の指とそれぞれ触 れる動き

筋肉

手関節(手首)と手の指の動きに関与する外 在性の筋肉はその機能と位置によって分類でき ます。 まず、手の指を動かさずに手首だけを動 かす6つの筋肉があります。 これら6つの筋肉 のうち手首を屈曲させる筋肉のグループには、 橈側手根屈筋,尺側手根屈筋、 および長掌筋の 3つがあり、それぞれ上腕骨の内側上顆に起始 があります。 他の3つは上腕骨の外側上顆に起 始を持つ長橈側手根伸筋、 短橈側手根伸筋、 お よび尺側手根伸筋で、 これらは手首を伸展させ る筋肉グループです。

これ以外の9つの筋肉は手の指を動かす筋肉 ですが、これらの筋肉の腱は手首を通過するの で力が弱いながらも手首の動きにも関与します。 浅指屈筋と深指屈筋は指を屈曲させる筋肉です が、長母指屈筋と同様に手首の屈曲にも関与し ます。 (総) 指伸筋、 示指伸筋および小指伸筋は 手指を伸展させる筋肉ですが、長母指伸筋およ び短母指伸筋と同様に手首の伸展を助けます。 長母指外転筋は母指を外転させると同時に、手 首の外転も補助します。

手首の屈曲にかかわるすべての筋肉の起始は、 前腕の近位部前内側および上腕骨内側上顆であ り、また、それらの停止は手の前方すなわち掌 側にあります。 一方、 手首の伸筋群の起始は、 前腕の近位部後外側および上腕骨外側上顆にあ り、停止は手の後方すなわち背側にあります。

手首を外転、 すなわち焼屈させる筋肉は橈側 手根屈筋、長橈側手根伸筋、 短橈側手根伸筋、 長母指外転筋、長母指伸筋および短母指伸筋で す。これらの筋肉の腱は手首の掌側と背側を通 過しますが、いずれも橈側を通過するので手首 を焼屈させます。

尺側手根屈筋と尺側手根伸筋は手首を内転、すなわち尺屈させますが、それはこれらの筋肉 の腱が掌側と背側で尺側を通過するからです。

手の内在筋は起始と停止が背側にあります。 位置によって内在筋を3つのグループに分ける ことはこれらの筋肉を理解し、学習するうえで 役に立ちます。 橈側には母指の4つの筋肉、母 指対立筋 短母指外転筋 短母指屈筋 母指内 転筋があります。 尺側には小指の3つの筋、小 指対立筋、小指外転筋、 短小指屈筋があります。 手の残りの部分には11の筋肉があり、さらに 細かく分けると、4つの虫様筋、3つの掌側骨間筋、4つの背側骨間筋があります。


手首と手の指に関与する筋肉 (位置による分類)
肘関節と前腕の前内側および手の掌側
動き : 主に手首と手の指の屈曲
筋肉︰橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、長掌筋、浅指屈筋、深指屈筋、長母指屈筋

肘関節と前腕の後外側および背側
動き: 主に手首と手の指の伸展
筋肉:長橈側手根伸筋、短橈側手伸筋、尺側手伸筋、(総)指伸筋、示指伸筋、小指伸筋、長母指伸筋、短母指伸筋、長母指外転筋

●橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)
起始
上腕骨内側上顆

停止
第2・第3中手骨底(掌側)

機能
手首の屈曲
手首の外転屈
肘の屈曲補助

触診
手首の前面や外側で、 第2・3の中手骨のラ イン上で触れられます。

神経支配
正中神経 (C6・7)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

橈側手根屈筋は、尺側手根屈筋や長掌筋と並 んで手首の最も強力な屈曲筋といえます。 これ らの筋肉は負荷抵抗に対して手首を巻き込んだ り固定するときによく働きますが、 特に前腕が 回外している状態でその働きは最大になります。

手にバーベルやダンベルを握ってのリスト・ カール (手首の巻き込み) は、この筋肉を発達 させるのに適したエクササイズです。 特に前腕 を回外位で固定するように前腕をテーブルの上 に置き、可動域全体を使って手首を屈曲、 伸展 させることでさらに鍛えやすくなります。

橈側手根屈筋をストレッチするには、パート ナーによって他動的に手首が伸展および内転さ れている間に、前腕回外位で肘関節を完全伸展 します。

●長掌筋(ちょうしょうきん)
起始
上腕骨內側上顆

停止
第2・第3·第4.第5中手骨の手掌腱膜

機能
手首の屈曲
わずかな肘の屈曲

触診
前腕の前内側と手首中央で触れられます。

神経支配
正中神経(C6・7)

機能解剖、筋力強化、ストレッチング

解剖学的な位置の関係で橈側手根屈筋や尺側 手根屈筋が、 ただ単に手首を屈曲するだけでは なく、手首を外転 (橈屈) 内転 (尺屈)する のに対し、 長掌筋は手首の中央を通過している ために手首の屈筋としてのみ働きます。 この筋 肉を鍛えるためには、 橈側手根屈筋で述べたよ うなリスト・カールがよいでしょう。
肘関節と手首の最大伸展によって、長掌筋は ストレッチできます。


●尺側手根屈筋 (しゃくそくしゅこんくっきん)

起始
上腕骨内側上顆と尺骨近位後面

停止
第5中手骨底、豆状骨、有鈎骨 (掌側)


機能
手首の屈曲 尺側手根伸筋と一緒に働き手首を内転(尺屈)

触診
上腕骨内側上顆から手首にかけての前腕の前内側で触れられます。

神経支配
尺骨神経 (C8、 T1)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

尺側手根屈筋は手首を屈曲するにあたって大 切な役割をはたします。 加えて、この筋肉は2 つある手首の内転 (尺屈) 筋の1つでもありま す。この筋肉もリスト・カールで鍛えられます。 尺側手根屈筋をストレッチするには、パート ナーによって他動的に手首を伸展,外転させて 前腕回外位で肘関節を完全伸展します。

●尺側手根伸筋(しゃくそくしゅこんしんきん)

起始
上腕骨外側上顆
尺側後縁中央 2/4

停止
第5中手骨底(背側)

機能
手首の伸展
尺側手根屈筋是一緒二働手首充內転(尺屈)

触診
第5中手骨近くの前腕の尺側部に触れること ができます。

神経支配
橈骨神経 (C6・7・8)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング
尺側手根伸筋は強力な手首の伸筋であるだけ でなく、尺側手根屈筋とともに手首を内転 ( 尺 屈)させる筋肉でもあります。この筋肉を発達 させるには、前腕を回内させた状態、すなわち 手のひらを下に向けた状態でテーブルの端に置 きます。 手にバーベルやダンベルを握って手首 をテーブルの端から出し、 負荷抵抗に対して手 首を最大の可動域で伸展、屈曲させます。

尺側手根伸筋をストレッチするには手首を他 動的に屈曲し、わずかに外転させておき、前腕 回外位で肘関節を伸展します。

●短橈側手根伸筋 (たんとうそくしゅこんしんきん)

起始
上腕骨外側上顆

停止
第3中手骨底 (背側)

機能
手首の伸展
手首の外転 (橈屈 )
肘の伸展の補助

触診
前腕の後面ですが触れるのは困難です。

神経支配
橈骨神経(C6・7)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

短橈側手根伸筋は長橈側手根伸筋と同様に、 手首の強い伸展力が要求されるスポーツにとっ て非常に重要です。加えて、これら2つの筋肉 は手首の外転 (橈屈)にも関与します。この筋 肉を鍛えるには、尺側手根伸筋で述べたような エクササイズが最適です。

長・短橈側手根伸筋をストレッチするには、

手首を他動的に屈曲し、わずかに内転させてお いて、 前腕回内位で肘関節を伸展させます。

●長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん) 

起始
上腕骨外側上顆
上腕骨外側顆上の遠位1/3

停止
第2中手骨底(背側)

機能
手首の伸展
手首の外転(橈屈)
肘の伸展の補助

触診
前腕の近位部後面と手首の近位外後面で触れることができます。

神経支配
橈骨神経(C6・7)

機能解剖、筋力強化、ストレッチング

長橈側手根伸筋は短橈側手根伸筋や尺側手根伸筋と同様、手首の強力な伸筋です。 特に前腕 が回内位にあるときは、手首の伸展力や固定力 はこれらの筋肉の強さに依存し、 たとえば、テ ニスのバック・ハンドでこれらの筋肉が強く収 縮します。 この筋肉の発達には、他の2つの筋 肉と同様のエクササイズが応用できます。

長橈側手根伸筋のストレッチは,短橈側手根 伸筋と同様に行います。

●浅指屈筋(せんしくっきん)
起始
上腕骨内側上顆
尺側頭:尺骨粗面顯得
橈側頭:橈骨上前部

停止
腱が4本に分かれ4本の中節骨の両側前方に付着

機能
手の指の屈曲
手首の屈曲
肘の屈曲の補助

触診
尺側手根屈筋の外側で触れることができます

神経支配
正中神経 (C78 T1)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

浅指屈筋は手首を通過したところで腱が4本 に分かれ、それぞれ第2~5指の4本の指に停 止します。 そして、この筋肉と深指屈筋だけが 手の指の屈曲に関与し、物を握る動作で大変よく働きます。

テニスボールを握りつぶすようなエクササイ ズ (ボールスクイーズ)によって、この筋肉を 鍛えられます。

浅指屈筋は前腕を完全回外位に維持させ、他 動的に肘関節、手首、 中手指節関節、 および近 位指節間関節を伸展することでストレッチでき ます。

●深指屈筋 (しんしくっきん) 

起始
尺骨近位 3/4の前内側

停止
4本の末節骨底 (掌側)

機能
4指の中手指節関節、近位指節間関節、遠位指節間関節の屈曲
手首の屈曲

触診
4本の中節骨の前面で触れられます。

神経支配
第2・3指は正中神経 (C8、T1)
第4・5指は尺骨神経 (C8、 T1)

機能解剖、筋力強化、ストレッチング
手深指屈筋も浅指屈筋も、手のひら側で手首を 通過するために手首の屈筋としても働きます。

この筋肉は物を握るような動作、 たとえばラケッ トを握ったり、ロープ・クライミングでよく使 われます。 また、この筋肉の発達には浅指屈筋 と同様のエクササイズが有効です。

深指屈筋は浅指屈筋と同様にストレッチされますが、 ただし前腕完全回外位で肘関節、手首、 中手指節関節、近位指節間関節、遠位指節間関 節が他動的に伸展されなければなりません

●長母指屈筋 (ちょうぼしくっきん)

起始
橈骨中央の前面
尺骨の鈎状突起より遠位の前内側縁

停止
母指末節骨底 (掌側)

機能
手根中手関節、中手指節関節、指節間関節で母指の屈曲
手首の屈曲


触診
母指の前面に触れます。

神経支配
正中神経 (C8、 T1)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

長母指屈筋は手に物を握る動作で、母指を屈 曲させるときによく働きます。 また、 手首の前 面を通過しているので、手首の屈曲も助けます。 この筋肉を鍛えるにはボールスクイーズのよう なエクササイズがあります。

長母指屈筋は手首を最大伸展させたまま、母 指全体を他動的に伸展させることによってスト レッチされます。

●総指伸筋(そうししんきん)

起始
上腕骨外側上顆

停止
4本の腱が第2~5指の中節骨と末節骨の骨 底 (背側)に停止

機能
中手指節関節での第2~5指の伸展
手首の伸展
肘の伸展の補助

触診
前腕と手の背側で触れられます。

神経支配
橈骨神経(C6・7・8)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング 総指伸筋とも呼ばれる指伸筋は4本の指すべ

てを伸展させる唯一の筋肉です。 この筋肉の腱 は4本に分かれて、各指の中節骨と末節骨に停 止します。 この筋肉を鍛えるには、屈曲してある指に徒手で抵抗をかけたまま、指を伸展させ るエクササイズをします。

また、手首を屈曲させた状態でこのエクササ イズを行うと、さらに筋肉への負荷が大きくなり効果的です。

(総) 指伸筋をストレッチするには手首を完全 に屈曲させたまま、指を中手指節関節、近位指 節間関節、および遠位指節間関節で最大に屈曲 させます。

●示指伸筋 (じししんきん)

起始
尺骨の中央から遠位にかけての後面

停止
第2指 (示指) の中節骨と末節骨の骨(背側)

機能
中手指節関節での第2指の伸展
手首の伸展の補助

触診
前腕後面の遠位部と第2指へ付着している指 伸筋腱の内側で触れられます。

神経支配
橈骨神経 (C6・7・8)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング
示指伸筋は第2指 (示指)、すなわち人差し第2指示指指を伸ばすための筋肉です。 特に他の4本の指が屈曲しているときに、人差し指を伸ばすために働きます。 また、この筋肉は手首の伸展も助けます。 示指伸筋のためのエクササイズは、(総) 指伸筋のエクササイズと同じです。

示指伸筋は手首を完全に屈曲させたまま他動的に第2指の中手指節関節、近位指節間関節、遠位指節間関節を最大屈曲位にもっていくことによってストレッチされます。

●小指伸筋(しょうししんきん)

起始
上腕骨外側上顆

停止
第5指の中節骨匕末節骨の骨底(背側)考核

機能
第5指の伸展
手首の伸展の補助

触診
触診できません。

神経支配
橈骨神経(C6.7.8)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

小指伸筋の主な機能は (総) 指伸筋が指を伸 展するときに、 特に第5指(小指)の伸展を助 けることです。 また、この筋肉は手首の後面を 通過するので、 手首の伸展も手伝います。 この 筋肉を鍛えるには (総) 指伸筋と同様のエクサ サイズをします。

小指伸筋は手首を完全に屈曲させた状態で、 他動的に第5指の中手指節関節、近位指節間関 節、遠位指節間関節を最大屈曲位にもっていく ことによってストレッチされます。

●長母指伸筋(ちょうぼししんきん) 

起始
尺骨中央から近位の外後面

停止
母指の末節骨の骨底(背側)

機能
母指の伸展
手首の伸展

触診
母指の背側でよく触診できます

神経支配
橈骨神経(C6・7・8)

機能解剖、筋力強化、ストレッチング

長母指伸筋の主な働きは母指の伸展ですが、 同時に手首の伸展も助けます。 この筋肉を鍛え るには屈曲させた母指を伸展させる際に、徒手 で抵抗をかけるエクササイズがあります。

長母指伸筋は手首を完全に屈曲位に維持し、 母指全体を手根中手関節、 中手指節関節 指節 間関節で他動的に最大屈曲させることによってストレッチされます

●短母指伸筋(たんぼししんきん) 

起始
橈骨の遠位後面 手首の伸展の補助 手首の外後面で触れられます。

停止
母指基節骨の骨底(背側)

機能
母指の伸展

触診
手首の外側、第一中手骨の近位で触れることができます。

神経支配
橈骨神経 (C6・7)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

長母指外転筋は主に母指を手根中手関節で外 転(税屈)させますが、 同時に手首の外転 ( 屈)の補助もします。 この筋肉を鍛えるには徒 手による抵抗下で、 母指を内転位から外転位に 動かすエクササイズがあります。

長母指外転筋をストレッチするには、手首を 完全に内転 (尺屈)させたまま、 手掌を横切る ように母指全体を完全屈曲および内転させます。

長母指外転筋と長母指伸筋、そして短母指伸 筋の3本の腱は筋肉が収縮すると手根部背側に おいて、これらの腱の間に解剖学的スナッフ・ ボックス (嗅ぎタバコ入れ) と呼ばれる小さな くぼみ (橈骨小窩)を形成します。 嗅ぎタバコ 入れとは小窩に嗅ぎタバコを置いて、その香り を嗅いだことに由来します。

●手の内在筋

手の内在筋は筋肉が作用する手の部位の他に、 その所在によって分類されます。 (図 5-20)。 短母指外転筋、母指对立筋、短母指屈筋、母指 内転筋は、母指球 (第1中手骨の掌側にある筋 の隆起) を構成します。 小指球は掌側の尺側縁 を形成する筋の隆起で、 小指外転筋、 短小指屈 筋、小指対立筋により構成されます。 手の中間 層には3つの掌側骨間筋、4つの背側骨間筋、 そして4つの虫様筋があります。

4つの内在筋は母指の手根中手関節に作用し ます。そのうち、 母指対立筋は第1中手骨に付着し、 母指を対立させる筋肉です。 短母指外転 筋は母指を外転させます。 第1中手骨は母指内 転筋により内転されます。 そして、 短母指屈筋 により母指が屈曲されます。

3つの掌側骨間筋は、第2、第4、第5指の 内転筋です。4つの背側骨間筋は第3指の内転 もします。 4つの虫様筋は第2~第5指の基節 骨を屈曲し、 中節骨と末節骨を伸展します。

第5指には3つの筋肉が作用します。 小指対 立筋は第5中手骨を対立させます。 小指外転筋 は第5中手骨を外転させ、 短小指屈筋は屈曲さ せます。

母指対立筋、短母指外転筋、短母指屈筋、母指内転筋、掌側骨間筋、虫様筋、小趾対立筋、小指外転筋、短小指屈筋

 

これらが手関節と指に対する機能解剖学の全体像です。今回の内容はとても複雑です。

筋膜リリース資格講座を通してこれらの内容の復習してゆきますので大丈夫です(^^♪

生理学的、理論的に筋膜リリースをしっかり学びたい方、は是非「日本IASTM協会」の講座を取ってみてください♪


この記事の内容を何となくでも知っていただけることで、筋膜リリースの効果をより高める事が可能となります。
ご自身で身体を動かしながら、どこにその筋肉があるのかを練習してみると覚えやすいです♬

 

筋肉の位置や関節運動は暗記するものではなく、使っていくうちに段々と覚えていくものとなりますので筋膜リリース資格講座を通してだんだんと覚えていくという過程を踏んでいただければ幸いです。

「全て暗記してからでないとセミナー参加が不安」などと思わなくて大丈夫です♪

筋膜リリース資格講座内でも復習しますし、入門講座では約2か月で行なっていきますのでその2か月内でご自身の成長を楽しんで頂けると良いかと思います♫
上級講座は、筋の位置と作用が頭にあるとスムーズに学習が進んでゆきます♬

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