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こんにちは(^^♪
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
この記事は【ヒラメ筋】の機能解剖学について記載しております♬
日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-ヒラメ筋
ヒラメ筋
位置
ヒラメ筋のほとんどは腓腹筋の深層に重なってお り、後方部コンパートメントの中でも深層にありま す。 ヒラメ筋の遠位部分は腓腹筋よりも幅広く、 表層 に出ているため触診しやすくなっています。
起始と停止
起始: 骨近位端の後方 (ヒラメ筋線)、 腓骨頭、腓 骨近位後面
停止:アキレス腱を経て踵骨隆起
機能
足関節の底屈
機能の説明
ヒラメ筋は足関節の後方を通過し、その起始は踵骨 上の停止より近位にあります。そのため、ヒラメ筋は 踵骨を後方へ引くことで、足関節を底屈させます。
注目すべき点
ヒラメ筋は、下腿後方から静脈血の還流を助けてい るので、第二の心臓という別名がつけられています。 すなわち、ヒラメ筋の収縮によって下腿後方から心臓 へ血液を押し戻します。 これに加えて、ヒラメ筋は後 方から足関節を安定させることで、 腓腹筋の働きを助 けています。 ヒラメ筋と腓腹筋はアキレス腱という共 通した停止腱を持つ一つの筋ともとらえられ、その場 合は近位に3つの筋頭を持つ筋であることから下腿三 頭筋と呼ばれています。 ヒラメ筋は足関節の後方を通 過しているだけでその他の関節には関与していないた め、膝関節やその他の関節の位置に影響を受けること なく底屈を行うことができます。 また、私たちが体重 を足に乗せたときに、ヒラメ筋とその他の底屈筋群は、
短縮や伸長による機能低下
短縮:膝関節の屈曲や伸展に関係なく、足関節の背 屈機能が低下します。
伸長:足関節の底屈機能が低下することがあります。
ストレッチ方法
膝関節を屈曲させたまま足関節を背屈させます。 膝 関節を屈曲させると腓腹筋はゆるむため、 ヒラメ筋だ けをストレッチすることができます。
共働筋
足関節の底屈 : 腓腹筋、 足底筋、 後骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、長腓骨筋、短腓骨筋
拮抗筋
足関節背屈: 前骨筋 長趾伸筋 長母趾伸筋、 第3腓骨筋
筋性疼痛による症状
アキレス腱の痛みや肥厚 下腿後面こむら返りや冷え
正座時の下腿後面痛に関与し、とくに膝 窩周辺では外側下部の痛み
肉離れを頻発し、足関節背屈での運動痛 が認められないことで腓腹筋と区別する
足関節安定性に強く関与し、とくに階段 昇降など強い筋収縮時に痛み
正座時に下腿後面にゴムボールを挟んでいるかのような抵抗感と痛
・血流障害においてシンスプリント、足関 節捻挫、痛風、外反母趾などの症候に深く関与
関連する疾患
アキレス腱断裂
アキレス腱周囲炎
腓腹筋肉離れ
など
少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
より詳しい内容や、筋-筋膜組織の機能を改善させるテクニックや評価方法などをオンラインIASTMセミナーや対面でのアドバンスドセミナーでお伝えしております♬
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
日本IASTM協会-EXA、広報部より
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