烏口腕筋(うこうわんきん)【筋膜リリースの為の機能解剖学】

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こんにちは(^^♪
 
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
 
この記事は【烏口腕筋】の機能解剖学について記載しております♬

 

日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-烏口腕筋

日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-烏口腕筋

 

●烏口腕筋
位置
この筋は上腕の内側にあり、肘関節の屈筋である上 たんとう 腕二頭筋の短頭と近接します。

起始と停止
起始 : 肩甲骨の烏口突起
停止: 上腕骨の内側

機能
肩関節の屈曲・内転

機能の説明
烏口腕筋は、起始が肩関節よりも近位にあることと 肩関節の前面を通過することによって、 肩関節を屈曲 させる機能を持ちます。 また、 起始の位置が肩関節よ りも内側にあることから、 肩関節を内転させることも できます。

注目すべき点
烏口腕筋は比較的小さな筋なので大きな力を発揮す ることはできません。 この筋は肩関節約90度までの 屈曲には関与できますが、それ以上の屈曲では筋が引き伸ばされすぎるために力を発揮できなくなります。

短縮や伸長による機能低下
短縮 腕が体の前方にあるような(肩が前に出てい るような) 姿勢になります。 また、肩関節の 伸展や内転に制限が出ます。 伸長 姿勢や機能の制限は特に生じません。

共働筋
肩関節の内転: 大胸筋 広背筋 大円筋
肩関節の屈曲: 大胸筋、 三角筋前部、 上腕二頭筋

拮抗筋
肩関節の外転: 棘上筋、 三角筋中部
肩関節の伸展: 広背筋 大円筋、棘下筋、小円筋、 三角筋後部、 大胸筋(肩関節屈曲 位からの伸展)、 上腕三頭筋

ストレッチ方法
肩関節を伸展、 外旋させます。

筋性疼痛による症状
反対側の肩を触るなどの動作で肩の前面か ら上腕内側にかけての痛みを発現

関連する疾患
肩関節周囲炎
烏口突起炎
筋皮神経麻痺
など

 

少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
 
 
 
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
 
 
 
日本IASTM協会-EXA、広報部より
 
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