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こんにちは(^^♪
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
この記事は【長母指外転筋】の機能解剖学について記載しております♬
長母指外転筋
位置
長母指外転筋は前腕遠位の深層にあります。
起始と停止
起始: 橈骨、 尺骨、 橈骨と尺骨の間にある強靱な線維構造をしている骨間膜の後面
停止 : 第1中手骨底の前外側
機能
大菱形骨と第1中手骨で成される鞍関節において、 母指を外転・伸展させます。
母指外転とは母指が掌側面から前方へ向かう動きを指し、また、
機能の説明
長母指外転筋の停止腱は、 前腕後面から手関節外側を通って第1中手骨の近位前面に付着して
注目すべき点
この筋の腱は短母指伸筋腱のちょうど外側を走行 し、これら2つの腱は解剖学的スナッフボックスの外 側縁を形成します。 解剖学的スナッフボックスとは、 手関節の背面外側にあるくぼみです。 長母指外転筋 は、特異的な可動性をもつ鞍関節を利用して母指を動 かします。 この筋の2つの機能は、 母指の対立とは反 対の動きになります (p.105の母指対立筋も参照)。
短縮や伸長による機能低下
短縮 母指の内転が困難になります。
伸長 他の筋がこの筋の機能を助けるので、機能低 下はほとんどありません。
ストレッチ方法
母指を内転させて屈曲させます。
共働筋
母指の外転: 短母指外転筋
母指の伸展: 短母指伸筋 長母指伸筋
拮抗筋
母指の内転: 母指内転筋
母指の屈曲 長母指屈筋 短母指屈筋