横突間筋(おうとつかんきん)【筋膜リリースの為の機能解剖学】

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こんにちは(^^♪
 
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
 
この記事は【横突間筋】の機能解剖学について記載しております♬
 
横突間筋
横突間筋は分節間筋の一つです。 横突間筋とは、この筋が隣接する横突起の間にあることを表しています。

位置

小さく、 左右で対になった横突間筋は主に頚椎と腰 椎の隣接する横突起間にあります。 この筋は部位によって以下の5つに分けられます。

1. 頚前横突間筋
2. 頚後横突間筋
3. 胸横突筋
4. 腰内側横突間筋
5. 腰外側横突間筋

起始と停止

頸前横突間筋
起始: 第3頚椎~第1胸椎の横突起前上面 停止: 第2~7頚椎の横突起前下面

頸後横突間筋

この筋は内側と外側に分かれますが、どちらも隣接 する横突起に付着します。

起始: 第2頚椎~第1胸椎の横突起後上面
停止: 第1~7頚椎の横突起後下面

胸横空間筋
胸部では3つの椎骨間にのみこの筋があります。 起始: 第11・12胸椎と第1腰椎の横突起
停止: 第10~12胸椎の横突起

腰内側横突間筋
起始: 第2腰椎~第1仙椎 (仙骨)の横突起内側面
停止: 第1~5腰椎の横突起内側面

腰外側横突間筋
この筋は前後の2つに分かれますが、どちらも同じ起始と停止を分け合います。

起始: 第2腰椎~第1仙椎の横突起
停止: 第1~5腰椎の横突起

機能
両側の収縮時は、 頚部と腰部の伸展。 片側のみの収縮時は、 頚部と腰部の側屈。

機能の説明
起始が停止よりも下方にあり、加えて隣接する椎骨 間の後方をまたいでいるので、 両側の収縮時は頚部と 腰部の伸展を起こします。 片側のみの収縮時は、 横突 起を下方に引くことで頚部と腰部の側屈が起こりま す。

注目すべき点
横突間筋は動きを生じるだけでなく姿勢を保持した り直立を維持したりする役割を担っています。

短縮や伸長による機能低下
短縮 : 頚部と腰部の屈曲が制限されます。 伸長 横突間筋の機能が低下します。

ストレッチ方法
頚部と腰部を屈曲させます。

共働筋
頭板状筋、 頚板状筋、 頭半棘筋 多裂筋、 頚腸肋筋、 腰腸肋筋 頚最長筋、 腰最長筋、頚棘筋

拮抗筋
胸鎖乳突筋、 斜角筋、 体幹を屈曲する腹筋群
 
少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
 
 
 
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
 
 
 
日本IASTM協会-EXA、広報部より
 
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