最長筋(さいちょうきん)【筋膜リリースの為の機能解剖学】

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こんにちは(^^♪
 
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
 
この記事は【最長筋】の機能解剖学について記載しております♬
最長筋
位置
腸肋筋のすぐ内側で、かつ椎弓板のくぼみのすぐ外側にあります。 最長筋は以下の3つに分けられます。

1. 頭最長筋
2. 頚最長筋
3. 胸最長筋

起始と停止

頭最長筋
起始: 第4頚椎~第5胸椎の横突起
停止: 側頭骨の乳様突起

額最長筋
起始: 第1~5胸椎の横突起
停止: 第2~6頚椎の横突起

胸最長筋
起始: 腰椎の横突起、 胸腰腱膜
停止: 第1~12胸椎の横突起 第2~12肋骨

機能
両側の収縮時は、 脊柱の伸展。
片側のみの収縮時は、脊柱の側用。

機能の説明
最長筋は背部にあり、起始が停止よりも下方にある ので、椎骨を後下方に引くことで脊柱の伸展が起こり ます。 また片側のみの収縮時は、 椎骨が側方に引き下 げられることで脊柱の側屈が起こります。

注目すべき点
最長筋はせきやくしゃみをしたり、重力に抗して直 立姿勢を維持したりする際に、 脊柱を安定させていま す。 また、この筋は脊柱の大きな伸展と側屈を生じる のに適した形状をしています。

短縮や伸長による機能低下
短縮 : 片側のみが短縮した場合は、 脊柱の反対側へ の側屈が制限されます。 また両側が短縮した 場合は、 脊柱の屈曲が制限されます。
伸長 : 最長筋の機能が低下します。

ストレッチ方法
脊柱を反対側へ側屈させます。

共働筋
腸肋筋

拮抗筋
脊柱の屈曲: 外腹斜筋 内腹斜筋 腹直筋


筋性疼痛による症状

<頭最長筋>
後頭部および後頸部のコリや痛み
目の奥やこめかみ周辺の痛みに関与
寝違えに深く関与

<頸最長筋>
後頭部および後頸部のコリや痛み
寝違えに深く関与
腰背部痛

<胸最長筋>
腰部多裂筋とともに腰背部痛を発現 立位での腰部伸展動作において、 上後腸骨稜から仙腸関節周辺への痛みを発現

関連する疾患
筋筋膜性腰痛症
慢性腰痛
腰部コンパートメント症候群

 
 
少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
 
 
 
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
 
 
 
日本IASTM協会-EXA、広報部より
 
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