多裂筋(たれつきん)【筋膜リリースの為の機能解剖学】

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こんにちは(^^♪
 
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
 
この記事は【多裂筋】の機能解剖学について記載しております♬
 
 
多裂筋
位置
多裂筋も横突棘筋の一つです。 多裂筋とは、筋 が多くに分裂することを意味しています。
椎弓板のくぼみで、 回旋筋のすぐ浅層にあり ます。 多裂筋は横突起から2~4つ上の椎骨の棘 突起へと至ります。 多裂筋は1つの筋群とみなさ れていますが、頚部、胸部、腰部、 そして仙骨部 の筋に分けることもできます。

起始と停止
起始: 仙骨、 腸骨、 第4頚椎~5腰椎の横突起 停止 : 起始から2~4つ上の棘突起

機能
両側の収縮時は、 脊柱の伸展。
片側のみの収縮時は、脊柱の反対側への回旋。

機能の説明
起始が停止よりも外側にあるので、 棘突起を外側に 引くことで脊柱の反対側への回旋が起こります。 この 動きはもちろん、片側のみの収縮時です。 また両側の 収縮時は、 棘突起を下方に引くことで脊柱の伸展が起 ります。

注目すべき点
多裂筋は椎骨間の小さく、限られた動きのみを生じます。 また、この筋は姿勢を保持するのに重要な役割を担っています。

短縮や伸長による機能低下
短縮:横突棘筋の片側のみが短縮した場合は、脊柱 が反対側へと回旋した姿勢を示します。また 両側が短縮した場合は、 脊柱の屈曲が制限さ れます。
伸長 : 多裂筋の機能が低下します。

ストレッチ方法
脊柱を同側へ回旋しながら屈曲させます。

共働筋
脊柱の反対側への回旋 外腹斜筋 脊柱の伸展: 脊柱起立筋

拮抗筋
脊柱の屈曲: 内腹斜筋 外腹斜筋 腹直筋

筋性疼痛による症状
棘突起上また棘突起際の痛み 後頸部から後頭部、 頭頂部、 前頭部の広範囲の痛み
胸椎領域の筋硬結は体幹回旋時に可動 域制限や関連痛を発現
鈍重感や平衡感覚障害を発現
関連する疾患

慢性腰痛
腰部コンパートメント症候群
腰部脊柱管狭窄症
少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
 
 
 
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
 
 
 
日本IASTM協会-EXA、広報部より
 
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