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こんにちは(^^♪
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
この記事は【菱形筋】の機能解剖学について記載しております♬
日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-小菱形筋
●菱形筋
位置
菱形筋は脊柱と肩甲骨の間にあり、 起始が停止の上 方にあるため、 筋線維は斜めに走っています。 菱形筋 は僧帽筋より深層にあり、上背部の中間層の筋です。 小菱形筋は大菱形筋の上方にあり、 大菱形筋よりも小 さい筋です。
起始と停止
起始:小・大菱形筋を併せて、 第7頚椎~第5胸椎の棘突起
停止: 肩甲骨の内側縁
機能
肩甲骨の内転、下方回旋
機能の説明
菱形筋の起始は停止よりも内側にあるため、肩甲骨 内側縁は脊柱に向かって引っ張られ、肩甲骨が内転し ます。 また、 起始が停止よりも高いため、 内側縁が上 方と内側へ引っ張られる結果、 肩甲骨が下方回旋して 関節窩が下方を向きます。
注目すべき点
菱形筋は、 肩関節が屈曲や外転する際に、 肩甲骨が 外転しないよう固定します。この筋は肩甲骨の外転筋 が短縮することでしばしば伸長されます。 また、肩甲 骨を脊柱に近づけて姿勢をよくしようと努力すれば、 肩甲骨の内転と外転のバランスをとるために菱形筋は 常にアイソメトリックやエキセントリックに収縮する ことを余儀なくされます。このようにオーバーワーク になったり伸長されたりした菱形筋にはしばしばトリ ガーポイントが出現します。
短縮や伸長による機能低下
短縮 肩甲骨が内転位になり肩甲骨の外転や上方 回旋が難しくなります。
伸長 : 肩甲骨を内転させるのが難しくなり、円背姿勢になるでしょう。
共働筋
肩甲骨の内転: 僧帽筋中部
肩甲骨の下方回旋: 肩甲挙筋 小胸筋
拮抗筋
肩甲骨の外転: 前鋸筋、小胸筋
肩甲骨の上方回旋: 僧帽筋上部、 僧帽筋下部、前鋸筋
ストレッチ方法
肩甲骨を外転させて肩関節を水平屈曲させます。
筋性疼痛による症状
肩上部から肩甲骨内側縁および胸背部に かけての痛みや凝り感
肩甲骨を内転させるように収縮すると僧 帽筋とともにつるような痛みを発現する
関連する疾患
胸郭出口症候群
肩関節不安定症
肩関節周炎
少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
日本IASTM協会-EXA、広報部より
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