梨状筋(りじょうきん)とその他深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)【筋膜リリースの為の機能解剖学】

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こんにちは(^^♪

IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬

この記事は【梨状筋とその他外旋六筋】の機能解剖学について記載しております♬

 

日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-深層外旋六筋

日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-深層外旋六筋

梨状筋とその他の深層外旋筋
股関節には、梨状、上双子筋、 青双子筋、内閉鎖筋、 外閉鎖筋、そして大腿方形筋の6つの筋で構成される がいついき しんそうがいせんろっきん 深層外旋六筋があります。

梨状筋は梨のような形をしているのでこの名前が付 いています。 上双子筋は双子のように2組の筋である ことを示し、下双子筋より上方にあります。 反対に下 双子筋は上双子筋より下方にあります。 内閉鎖筋と外 閉鎖筋は閉鎖孔の周りに位置する筋であることを示し ています。 大腿方形筋は筋の形状が四角形のようであ るとともに、大腿骨へ付着することを示しています。

位置
深層外旋六筋のすべてが、 殿部の深いところにあり ます。 梨状筋は大転子へつながり、坐骨神経の上をま たいでいます。 図5-14に梨状筋の位置が坐骨神経に 与える影響について図示しています。

起始と停止

梨状筋
起始: 仙骨の前面
停止: 大腿骨の大転子

上双子筋
起始 : 坐骨棘
停止: 大腿骨の大転子

下双子筋と大腿方形筋
起始 坐骨結節
停止: 大腿骨の大転子

内閉鎖筋と外閉鎖筋
起始: 閉鎖孔
停止: 大腿骨の大転子

機能
股関節を外旋させます。

機能の説明
深層外旋六筋のすべてが大転子を後方へ引くように 位置しており、その結果、大腿骨は外旋されます。

注目すべき点
梨状筋は坐骨神経のすぐ上を走行する分厚い筋で す。 そのため梨状筋が坐骨神経を圧迫すると、梨状筋 症候群と呼ばれる坐骨神経痛を引き起こすことがあります。
短縮や伸長による機能低下 短縮 外旋筋群の短縮によってつま先が外側へ向くような姿勢の原因となることがあります。ま た梨状筋は坐骨神経のすぐ上を走行している ため、短縮した梨状筋は坐骨神経を圧迫して坐骨神経痛を引き起こす原因にもなります。 伸長 股関節の外旋機能が低下します。

ストレッチ方法
股関節を内旋させます。

共働筋
大殿筋、腸腰筋、縫工筋

拮抗筋
小殿筋、中殿筋、大腿筋膜張筋

大腿方形筋
筋性疼痛による症状
殿部領域から大腿後面にかけての痛みを発現する
坐骨神経痛のような症候に関与 変形性膝関節症に関与
股関節後面痛 (殿部下部外側面痛)
梨状筋症候群 (SLRで確認)

関連する疾患
梨状筋症候群
変形性股関節症
大腿部頸部骨折
など

 

 

少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪

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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪

少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪

日本IASTM協会-EXA、広報部より

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