半棘筋(はんきょくきん)【筋膜リリースの為の機能解剖学】

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こんにちは(^^♪
 
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
 
この記事は【半棘筋】の機能解剖学について記載しております♬
 
 
半棘筋
半棘筋も横突棘筋の一つです。 半棘筋とは、 この筋 が頚椎と胸椎にしかないので、脊椎の半分ということ を意味しています。

位置
椎弓板のくぼみにあり、 多裂筋のすぐ浅層にありま す。 半棘筋は第4頚椎~第10胸椎の横突起から3~6 つ上の椎骨の棘突起へと至ります。 この筋は以下の3つに分けられます。

1. 頭半棘筋
2. 頚半棘筋
3. 胸半棘筋

起始と停止
頭半棘筋
起始: 第4頚椎~第6胸椎の横突起
停止: 後頭骨

頸半筋
起始: 第1~6胸椎の横突起
停止: 第2~6頚椎の棘突起

胸半棘筋
起始: 第6~10胸椎の横突起
停止: 第6頚椎~第6胸椎の棘突起

機能
両側の収縮時は、 脊柱の伸展。
片側のみの収縮時は、 脊柱の反対側への回旋。

機能の説明
起始が停止よりも外側にあるので、 棘突起を外側に 引くことで脊柱の反対側への回旋が起こります。 この 動きはもちろん片側のみの収縮時です。 また両側の収縮時は、 棘突起を下方に引くことで脊柱の伸展が起こ ります。

注目すべき点
半棘筋は頚椎で最も発達しています。 また、3つの 横突棘筋の中で最も垂直方向に筋が走行しているの で、脊柱の伸展には適していますが、 脊柱の反対側へ の回旋にはあまり適していません。

短縮や伸長による機能低下
短縮:横突棘筋の片側のみが短縮した場合は、脊柱 が反対側へと回旋した姿勢を示します。また 両側が短縮した場合は、 脊柱の屈曲が制限さ れます。
伸長: 半棘筋の機能が低下します。

ストレッチ方法
脊柱を同側へ回旋しながら屈曲させます。

共働筋
脊柱の反対側への回旋 外腹斜筋

拮抗筋
脊柱の屈曲: 内腹斜筋 外腹斜筋 腹直筋
少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
 
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最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
 
 
 
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
 
 
 
日本IASTM協会-EXA、広報部より
 
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