掌側骨間筋(しょうそくこっかんきん)【筋膜リリースの為の機能解剖学】

iv onCopy="return false;">
 
こんにちは(^^♪
 
IASTMの認定資格をベースに、筋膜リリースの本質と機能解剖学、スクリーニングテスト等をお伝えしている日本IASTM協会-EXA広報部です♬
 
この記事は【掌側骨間筋】の機能解剖学について記載しております♬

 

日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-掌側骨間筋

日本IASTM協会-筋膜リリースの為の機能解剖学-掌側骨間筋

 

掌側骨間筋
位置
掌側骨間筋は、手の掌側で中手骨の間にあります。

起始と停止
起始:第2・4・5中手骨
停止: 第2基節骨の前内側、 第4・5基節骨の前外側

機能
第2・4・5指の内転

機能の説明
第2指の掌側骨間筋は、 第2中手骨の内側に起始し、 第2基節骨の前内側に停止しているので、 筋の収縮に よって第2指が第3指へ向かって引っ張られ、内転し ます。 また、 第4指と第5指の掌側骨間筋はそれぞれの 中手骨に起始し、 それぞれの基節骨の前外側に停止し ています。 したがって、 筋の収縮によってそれぞれの 指が第3指へ向かって引かれるので、 内転が生じます。 加えて、掌側骨間筋は基節骨のやや前面に停止してい るため、手指を強く内転 (手の指を閉じる)させると、 手は全体的に丸まるように動きます。

注目すべき点
この筋の機能を思い出しやすくするために "PAD" と覚えましょう。 これは、掌側骨間筋 (Palmarl interossei) が指を内転 (ADduct) させるという意味 の頭文字からなる言葉です。

短縮や伸長による機能低下
短縮 特に機能的な変化はありません。
伸長 この筋の伸長や弱化によって手指の内転機能 が低下します。

ストレッチ方法
第2・4・5指を外転させます。

共働筋
第2・4・5指の内転: 虫様筋は、掌側骨間筋が第4 指を外転させるのを補助すると記載している教科書も ありますが、掌側骨間筋には、 他に共働筋はありません

拮抗筋
第2・4・5指の外転: 背側骨間筋

筋性疼痛による症状
突き指による筋損傷
手指の痙攣
手背部あるいは手掌部の痛み、冷え、痺れ
カードをつまむような動作での手の痛み
や脱力感

関連する疾患
Guyon 管症候群 (尺骨神経低位麻痺) 肘部管症候群 (尺骨神経高位麻痺)
手内筋拘縮
など

 

 

少しでも学びが得られたら幸いです(^^♪
 
より詳しい内容や、筋-筋膜組織の機能を改善させるテクニックや評価方法などをオンラインIASTMセミナーや対面でのアドバンスドセミナーでお伝えしております♬
 
ご興味を持っていただける方は、相場と比較して安い金額でお家に居ながら手軽に取得出来る『オンラインIASTM認定資格セミナー』のご受講をおすすめ致します(^^♪
 
 
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
 
 
 
少しでも、痛みや不調を抱えている方の改善とそれを提供出来る方の普及を願っております♪
 
 
 
日本IASTM協会-EXA、広報部より
 
</div>