【関節運動を表す用語】読む‐機能解剖学①

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こんにちは♪

筋膜リリースとIASTMの資格発行を行っている「日本IASTM協会」です♬
こちらの記事は「筋膜リリース&IASTM資格取得」に興味のある方に向けた無料の内容となっております。
基礎講座である「IASTM資格セミナー」の場合は筋肉の名前や機能解剖学を完全に知らなくても全く問題ありませんが、こちらの知識があるとより理解が深まり、楽しいと思います。
上級講座である「筋膜リリーススペシャリスト資格取得講座」には必須の知識となります。
筋膜リリースで効果を出すためには正しい評価と、見立てを立てるにあたっての「神経生理学の知識」と「機能解剖学の知識」が最重要項目です。
最初は難し感じるかもしれませんが大丈夫です。一緒にゆっくりとそして着実に筋膜リリースのスペシャリストを目指していきましょう。
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筋膜リリースで用いる「機能解剖学」は細かい関節運動を学んでいくため、その基礎となる動きの方向と専門用語をマッチさせる必要があります。
関節運動の専門用語を学ぶことで理学療法士などの医療従事者と同じ土台で話すことができるようになっていきます
筋肉は、一般的な解剖学書で学ぶような動作よりも、やや複雑になります。
そのためにも機能解剖学のベースとなる関節運動の専門用語をしっかりと理解していきましょう。
関節の動きや関節の動きを表す用語は関節に特有のものもあり 、一見複雑に思えますが、ここではみなさんが理解しやすいように、 動きや身体の部位でグループ分けして解説してゆきます。
こちらの記事は下のURLからYou Tube動画にて解説がございます。
動画をご覧いただくことでより理解が深まり文章で見ることによって記憶の定着化につながります。
※現在動画作成中です。
【関節運動の用語】
□一般用語
屈曲 くっきょく (Flexion)
 関節を構成する2つの骨のなす角度がより小さくなる動き (例:肘が曲がる動き
伸展 しんてん (Extension)
関節を構成する2つの骨のなす角度がより大きくなる動き (例:肘が伸びる動き)
内転 ないてん (Adduction)
体幹の中心に向かって近づく動き (例:上腕 が前額面上で体幹へ近づく動き
外転 がいてん (Abduction)
体幹の中心から外側方向に遠ざかる動き(例:
上腕が前額面上で体幹から離れる動き
内旋 ないせん (Internal rotation)
長軸を中心にして、その骨が内側に向かって
回る動き
外旋 がいせん (External rotation)
長軸を中心にして、その骨が外側に向かって回る動き
【特殊な言い回し】
□足関節(足首)と足
内反 ないはん(Inversion)
つま先と足の底が内側に向かい、同時に足部 の外縁で立つような動き
外反 がいはん(Eversion)
つま先と足の底が外側に向かい、同時に足部 の内縁で立つような動き
底屈 ていくつ(Plantar flexion)
足のつま先が怪骨の前面から離れるような足首の動き
背屈 はいくつ(Dorsal flexion, Dorsiflexion) 足のつま先が胚骨の前面の方へ向かうような
足首の動き
□距骨下関節
回内 かいない(Pronation)
踵が内側に倒れる動き(扁平足)
回外 かいがい(Supination)
踵が外側に倒れる動き(ハイアーチ)
□橈尺関節(前腕)
回内 かいない(Pronation)
前腕が内側へ回る動き
回外 かいがい (Supination)
前腕が外側へ回る動き
□肩甲帯(肩甲骨)と肩関節
挙上 挙上(Elevation)
肩甲骨が上方へ引き上げられる動き
下制 かせい(Depression)
肩甲骨が下方へ引き下げられる動き
肩甲骨の内転 (Retraction, Adduction) 
肩甲骨が内側へ向かって脊柱へ近づく動き
肩甲骨の外転 (Protraction, Abduction) 
肩甲骨が外側へ向かって脊柱から離れる動き
上方回旋 じょうほうかいせん
 (Upward rotation)
肩甲骨の下角が外側と上方へ同時に向かう動き
下方回旋 かほうかいせん
 (Downward rotation) 
 肩甲骨の下角が内側と下方へ同時に向かう動き
水平伸展 すいへいしんてん 
(Horizontal abduction) 
上腕が水平面上で後方へ向かう肩関節の動き
水平屈曲 すいへいくっきょく
(Horizontal adduction) 
上腕が水平面上で前方へ向かう肩関節の動き
□脊柱
側屈 そっくつ(Lateral flexion, Side bending)
腰部や頚部が身体の中心から (左右へ)曲がる動き
回旋 かいせん(Rotation)
背骨を左右にひねる動き
□手関節(手首)と手
掌屈 しょうくつ(Palmar flexion) 
手のひらが矢状面上を前腕の方向へ曲がる動
橈屈 とうくつ (Radial flexion)
手首が橈骨の方向に曲がる動き
尺屈 しゃっくつ (Ulnar flexion) 
手首が尺骨の方向に曲がる動き
母指の対立 (Opposition of the thumb)
手の母指が掌側で他の4本の指とそれぞれ触
れる動き
 通常はこれらの基本的な動きが単独で行われることは少なく、 ほとんどの身体活動 (関節の動き) は複数の基本的な動きが組み合わさります (例 : 屈曲と外 転、伸展と内転)。

これらが関節運動に対する運動学の全体像です。最初はとても複雑だと思うのですが、筋膜リリース資格講座を通してこれらの内容の復習してゆきますので大丈夫です(^^♪

生理学的、理論的に筋膜リリースをしっかり学びたい方、は是非「日本IASTM協会」の講座を取ってみてください♪

上記が理解できれば、筋肉の機能解剖学を効率的にを学べるようになっていきます。
ご自身で身体を動かしながらどういった言葉がその動作を示すのかを練習してみると覚えやすいです♪
関節運動の言葉は暗記するものではなく使っていくうちに段々と覚えていくものとなります
IASTM資格講座や筋膜リリース資格講座を通してだんだんと覚えていくという過程を踏んでいただければ幸いです。
「全て暗記してからでないとセミナー参加が不安」などと思わなくて大丈夫です♪
IASTM資格講座-筋膜リリース資格講座内でも復習しますし、上級講座では約2か月で行なっていきますのでその2か月内でご自身の成長を楽しんで頂けると良いかと思います♫
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