【頸椎-胸郭-腹部】筋膜リリースの為の『筋肉の作用と関節運動』【読む‐機能解剖学③】

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こんにちは♪

筋膜リリースとIASTMの資格発行を行っている「日本IASTM協会」です♪

このブログでは、筋膜リリースを行うにあたってとても重要な部位である【脊椎】について学んでゆきます。

現在文字だけとなっており、理解しづらいと思うのですが、今後少しづつ画像を付けたしアップデートしてゆきます♬

 

この記事では、下記内容を扱っております。

脊柱の運動-機能解剖学

関節可動域とカップリングモーション

脊柱構造の基礎知識

脊椎の筋-機能解剖

 

それでは、お楽しみください♪



脊柱の機能解剖学は、やや複雑で少し難しく感じるかもしれません。その理由は、脊柱は数多くの骨で形成され、脊柱の微細な動きに関与する小さな筋肉が多数存在していることが脊柱の機能解剖を複雑にしているからです。

脊柱に存在する小さな筋肉はかなり深部にあるので、触診による鑑別は少々難しいのですが、それらの筋肉は位置覚を脳に伝える筋紡錘を非常に多く含み、筋膜リリースによるコユディショニングを行う上で、非常に重要な約割をになっています。

脊柱の小さな筋肉の硬さは、身体を感じる力(固有受容感覚)の低下を意味し、まわりの大きな筋肉を、動作遂行だけではなく、安定性にも関与させ、オーバーワークによる筋緊張増加がおこり、その状態が長期で続くことで筋筋膜組織が硬くなってゆきます。

結果として、大きな筋肉の緊張度の結果である「姿勢」が崩壊してゆきます。

そのような、やや複雑な理論が脊柱の機能解剖学を難しく思わせる理由です。

文書で読むとやや難しく感じるかもしれませんが、本質はとても簡単ですので、ご安心下さい♫


骨格
脊柱(せきちゅう)
複雑な脊柱は可動性の24個の脊椎骨(せきついこつ)と、 動きのない癒合した9個の脊椎骨 から成り立っています。 さらに、 脊柱は7個の首の骨(頸椎) と12個の胸の骨(胸椎)、 そして5個の腰の骨 (腰椎) に分けられます。

さらにその下方には仙骨と尾骨がありますが、それらはそれぞれ5つと4つの脊椎骨が癒合して、あたかも1個の骨のように見え、動きはありません。
骨盤のところで詳しく解説しますが仙骨は腸骨恥骨坐骨と結合し骨盤を形成します
仙骨と腸骨の間の関節を仙腸関節といいしばしばそちらの関節機能異常による痛みなども問題視されています。

頸椎
第1頚椎と第2頚椎の構造は大変にユ ニークで、 それゆえ首が左右に回ったり (回旋)、 前後に屈曲や伸展ができます。 脊柱の自然なカー ブ (生理的な弯曲) は、身体にかかるショックを吸収するのに役立ってくれています。
脊柱を構成する脊椎骨は、部位によってその大きさと形が少しずつ違っているので、各部位ごとに特有の動きができるようになっています。
頚椎から下の腰椎へ行くにしたがって、骨はより大きくなりますが、これは首よりも腰のほうが重い重量に耐える必要があるからです。
第2頚椎 (C2) から第5腰椎 (L5) にかけては、大きさや形は少しずつ異なるものの、基本的な骨の構造はよく似ています。 各脊椎骨の前方は椎体で、中央には脊髄(神経) が通っている椎孔と呼ばれる穴があいています。

椎孔から後方では 横突起が両外側へのび、最も後方には棘突起がのびています。 背中の中央で簡単に触れることができる骨があると思うのですが、それが棘突起です。

正常な弯曲が大きくずれてしまうには、いく つかの要因が考えられます。正常な胸椎の前方の凹状が増加した状態を後弯(猫背)と呼ぶのに対して、 腰椎と頚椎の後方の凹状が増加した状態を前弯(反り腰)といいます。
腰椎では正常な前弯の曲線が減少し、結果的に平らな腰の状態を腰椎後弯といいます。 側弯とは脊柱の側方の曲弯、 あるいは側方への逸脱のことをいいます。

のど仏の位置にある、舌骨のポジションも頸椎-胸椎-腰椎の前弯後弯に非常です。
咀嚼筋群(噛む筋肉)が顎関節を安定させて、 顎がしっかりと閉鎖されたとき、舌骨上下筋群はその際、頸椎に対して屈筋様の役割を担い、頸椎の前弯を軽減させます。そのため頸椎を静止させておくのに重要な筋群であるといえます。
脊柱は様々な要因によって良いポジションから簡単に逸脱してゆき、肩凝りや腰痛、スポーツ障害を引き起こす原因となります。

胸郭 (きょうかく)
胸郭は12個の胸椎、 12対(計24本) の肋骨、そして胸骨から成り立っています。
12 対の肋骨は、 12 個の胸椎の左右の横突起に接していますが、 上の7 対だけが前方で個々に直接胸骨と接し、 次の3対は一緒になって胸骨と接します。 最下方の2対(第11/12肋骨)はどこにも接せずに浮いています。
胸骨は上方から胸骨柄 (きょうこつへい) 、 胸骨体、そして胸骨剣状突起 (けんじょうとっき) に分けられます。

関節と機能障害
脊柱を構成する骨格の最初の関節は、頭蓋の 後頭窩と環椎の上関節面との間につくられる環椎後頭関節で、頚椎(首) の屈曲と伸展をします。

第1頚椎(環椎-かんつい)と第2頚椎 (軸椎-じくつい)で構成される関節を別名環軸関節と呼びますが、この関節を除いては、脊柱の個々の関節の回旋に対する動きは小さなものでしかありません。
したがって、頚椎(首)の回旋は車軸関節に分類される第1-第2頸椎-別名環軸関節で生じ、これ以外の脊柱の関節(椎間関節)は滑走関節に分類され、限られた動きしかできません。

しかし、 個々の小さな動きが一 定の範囲 (たとえば脊椎全体)にわたることで、 非常に大きくて複雑な動きも可能となります。

椎間関節を形成する上関節突起と下関節突起の間では滑動が起こります。

椎体間にあって上下椎体の関節軟骨に付着しているのが椎間板です 。
椎間板は線維輪と呼ばれる密な線維軟骨が外壁をなし、 また髄核と呼ばれるゼラチン質のゼリー状物質が中心部を構成しています。 この圧縮した弾性の物質によって、 ねじれに対してすべての方向に力を分散することができます。 年齢、傷害、不適切な姿勢などによって椎間 (円) 板は弾力性を失い、線維輪の弱化が生じます。
大幅な弱化と圧縮力で、髄核は線維輪から突出する結果となり、これが髄核のヘルニアと呼ばれるものです。一般的に椎間板ヘルニアと呼ばれるこの突出は脊髄神経根に圧力をかけ、 下肢に放散痛、微痛感、感覚麻痺や脱力など様々な症状を引き起こします。

腰の問題の多くは長期間にわたり、不適切な 姿勢をとり続けてきたことによって引き起こされます。長期間の不適切な姿勢によって、 腰部固有背筋の急性挫傷や筋肉の痙縮を生じたり、 椎間板ヘルニアなどにいたる慢性的な器質的変化を起こします。
また、これらの問題は腰椎が屈曲気味で腰の比較的小さな筋肉を使っ て物を持ち上げようとしたときなどに生じます。本来であればら、腰椎を中間位に維持しながらしゃがみ込んで、 脚のパワフルな筋肉を使うかって物を持ち上げるのが理想的ですり

私達のライフスタイルは長時間の座位姿勢保持により、慢性的に腰椎を屈曲位に置きやすく、長い間に生理的な腰椎前弯を徐々に失う方向へと進んでいます。 この 「平板な腰症候群」 は腰椎椎間板にかかる圧力 を増大させるので、間欠的あるいは慢性的な腰痛を引き起こします。

逆に、立位姿勢が長く続く方の場合、骨盤が前方にシフトした、スウェイバック姿勢となります。それにより、腰椎過伸展位ポジションが長く続き、筋の過緊張や、上下椎間関節部に対するストレスが増え、分離症やすべり症、狭窄症になるケースも多いです。

脊柱の動きのほとんどは頚椎と腰椎で過可動性になり、胸郭の動きが制限されるケースが非常に多いです。
胸椎は上下の椎体と肋骨そして肋骨を介して胸骨との関節を形成します。
胸骨は思っているよりも多くの関節と連結しているのです。
そしてそれらの関節は人体結合で繋ぎ止められているため同一ポジションに留まり続けると硬さが生じてきます。
靭帯性の硬結は改善の為に長時間のストレッチ刺激が必要なため正しい知識を持っていないと自分で改善させることが非常に困難となって行きます
その結果、胸椎屈曲位の猫背姿勢から抜け出せなくなり、胸椎胸郭の可動域が制限され、頚椎や腰椎が過剰運動を強いられその周りにある筋肉達はオーバーワークに陥ります。
筋肉のオーバーワークは酸欠状態を生み出し発痛物質が生じ痛みや凝りとして実感するようになっていきます。

頚椎の運動
屈曲70゚、伸展80°屈曲と伸展し、回旋は左右に 60°ずつ、側屈は左右に45°ずつ動きます。
胸椎は屈曲35゚、伸展25゚、回旋40゚、側屈25゚動きます。
腰椎は屈曲で45°、伸展で15゜回旋5、側屈20゜
の可動域があります。
※文献によって数字が異なりますので、あくまで目安となります。

回旋や側屈時には、単純な運動ではなく、複合運動-カップリングモーションが生じます。
全体的な右側屈を行う場合ら
上位頸椎は右側屈+左回旋
下位頸椎は右側屈+右回旋
上位胸椎は右側屈+左回旋
下位胸椎は右側屈+右回旋
腰椎は右側屈+左回旋
が生じます。

しかし、そこまで細かな動きは見る必要がありません。なぜなら、人によって筋肉の長さ(構造的硬さ)が違うので、あまり参考にならないからです。
筋膜リリースで変化を出す事が出来るのは、一時的な神経的抑制で起きている筋肉の硬さ(神経性)です。
前提条件として、様々な知識を頭の片隅においておく事は大事ですが、こだわり過ぎないことも大切です。

細かな動きも大切ですが、最初の頃にもっと大切なのは、「動作の質」を見抜く能力です。

「動作の質」とは1部位で過剰な動きが生じていたり、逆に動いていない部位だったり、辛そうな部位、辛そうな動作パターン、そしてそれらがどこが問題で生じているのかと言う全体を見ることによって見えていく能力です。

全体を見た後に細かな検査をして、適切な部位に筋膜リリースを行うことによって、高い確率でクライアントの症状を改善していくことが可能となります。

カイロプラクティックの「モーションパルペーション」という触診技術を用いて細かく診る事も大切ですし、SFMA(セレクティブファンクショナルムーブメントアセスメント)のような、「全体性の動作パターンと質」を診る事、両方が大切になります。
結局どちらも大切なのです。

しかし、最初からそれは非常にハードルが高いので、この記事で学んで頂いた、脊椎に対する機能解剖学を何となく頭の片隅に置いておいて下さると良いと思います♫
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○体幹部の生理学的作用
呼吸
呼吸時の胸椎の運動傾向
垂直座位または起立状態では、胸椎は吸息時に 伸展する傾向があり、 呼息時には屈曲する傾向があります。

体の前部を腕で支えて肩甲帯を固定すると、胸椎 は垂直にならず、 吸息時に後弯 (屈曲運動)が増します。


○体幹と脊柱の筋肉
脊柱に関与する最大の筋肉は脊柱起立筋(傍 脊柱筋とも呼ばれる)で、下は骨盤帯から上は 後頭骨までのびている筋群です。 脊柱起立筋は 棘筋、最長筋および腸肋筋という3つの大きな 筋肉で構成されますが、各筋肉もさらにその付 着部の位置から腰部、胸部そして頚部に分けら れます。したがって、このように分類するなら ば脊柱起立筋という大きな筋肉は9つの筋肉に よって成り立っているともいえます。 加えて、 頚部の動きには胸鎖乳突筋と板状筋、腰部の動 きには腹部の筋肉である腹直筋 内腹斜筋 外 腹斜筋および腰方形筋といった大きな筋肉が関 与します。

以上の大きな筋肉以外に、個々の脊椎間に付 着するような無数の小さな筋肉が脊柱の動きに 関与しています。 しかしここでは、体幹と脊柱の 運動に関与する大きな筋肉について詳しく解説 することとし、小さな筋肉に関しては簡単に述 べるだけにとどめます。

体幹や脊柱の筋肉を位置や機能に従って分類 することで、それらについてよりよく理解できますが、いくつかの筋肉は複数の部分から構成 されていることに注意しなければなりません。 そして、同じ筋肉にあっても部位の違いによって機能が異なる場合もあります。 体幹と脊柱の 筋肉の多くは、 脊柱を動かす機能の他に呼吸を補助します。個別の主として呼吸に関与するのは胸郭にある筋肉 です。ですから、 腹壁を構成する外腹斜筋 内 腹斜筋 腹横筋はこれまで勉強してきた他の筋の肉とは異なります。

○頸椎(首)を動かす筋肉

前部
前頭直筋、頭長筋

後部
頭最長筋、上頭斜筋、下頭斜筋、大後頭直筋、小後頭直筋、僧帽筋上部線維
頭板状筋、頭半棘筋

外側
外側頭直筋
胸鎖乳突筋

脊柱の筋肉
浅部
脊柱起立筋
最長筋(頭最長筋、颈最長筋、胸最長筋)
腸肋筋(預腸肋筋、胸腸肋筋、腰腸肋筋)
棘筋(頭棘筋、頸棘筋、胸棘筋)
頚板状筋

深部
頚長筋(上斜線筋、下斜線筋、垂直線筋)
棘間筋(脊柱全体)
横突間筋、腰内側横突間筋、腰外側横突間筋(脊柱全体)
多裂筋(脊柱全体)
回旋筋(預回旋筋、胸回旋筋、腰回旋筋)
半棘筋(頭半棘筋、頸半棘筋、胸半棘筋)

胸郭の筋肉
横隔膜
肋間筋(外肋間筋、内肋間筋)
肋骨举筋
肋下筋
斜角筋(前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋)
後鋸筋(上後鋸筋、下後鋸筋)
胸横筋

腹壁の筋肉
腹直筋
外腹斜筋
内腹斜筋
腹橫筋
腰方形筋

○頚椎(首) を動かす筋肉
ここで述べるすべての筋肉は頚椎に起始し、 頭蓋骨の後頭骨に停止します。
3つの筋肉(頭長筋、前頭直筋、外側頭直筋)は前頚部の筋群を形成し、これらは上頚部の屈筋です。 外側頭直筋は頚椎を側屈させ、それに加えて、環椎後頭関節の安定性に おいて前頭直筋を補助します。
大・小後頭直筋、 上頭斜筋、 頭半棘筋は後部に位置します。 環椎 を回旋させる下頭斜筋を除いて、それらはすべ て頚椎の伸筋です。 上頭斜筋は頚椎の側屈にお いて外側頭直筋を補助します。 伸展の他に、 大 後頭直筋は頚椎を同側へ回旋させ、 頭半棘筋は 頚椎を反対側へ回旋させます。 大きな筋肉であ る頭板状筋と胸鎖乳突筋は、頚椎に作用する他 の筋肉と一緒に脊柱の筋肉として取り上げます。

斜角筋 ・頭長筋・頚長筋
協力筋
頭頚部屈曲 (胸鎖乳突筋)
頭頚部回旋(胸鎖乳突筋、対側の上部僧帽 頭頚部側屈(胸鎖乳突筋、上部僧帽筋、頚筋、対側の頚部伸筋)

拮抗筋
頭頚部屈曲 (上部僧帽筋、頚部伸筋)
頭頚部回旋(上部僧帽筋、頚部伸筋、 対側の胸鎖乳突筋)
頭頚部側屈 (対側の上部僧帽筋、 対側の頚部伸筋、 対側の胸鎖乳突筋、 対側の頸部屈筋)

●胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)

起始
胸骨柄
鎖骨近位部

停止
側頭骨の乳様突起

機能
両側:頚椎の屈曲
右側:頚椎の左回旋、右側屈
左側:頚椎の右回旋、 左側屈

触診
頚部の前外側で対角線上に触れられます。

神経支配
副神経、頚神経叢の筋枝 (Cr11、C2-3)
(Cr=cranial nerve=脳神経/C=Cervical nerve=頚神経)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング

胸鎖乳突筋の主な働きは頚椎(首)の屈曲と 回旋です。 首を(左に) 回旋(頭を左側に回す) させれば右側の胸鎖乳突筋が簡単に触診できま す。

胸鎖乳突筋を鍛えるには板状筋の反対で、 手 を額の前で組んで後方へ力を加えます。 次に、 この力に抵抗しながら首を前方へ曲げます。 ままた、手を顎の左右のどちらかに置いて抵抗を加 え、抵抗に逆らって首を回すことでもこの筋肉 は鍛えることができます。

頚椎を過伸展することで胸鎖乳突筋の両側を 少しだけストレッチできます。 特に右側をスト レッチするには、 左方へ側屈したまま右に回旋 して伸展させます。 逆の動きで左側をストレッチできます。

協力筋
頭頚部屈曲 (頸部屈筋)
頭頚部回旋 (対側の上部僧帽筋、対側の頚部伸筋、 頚部屈筋)
頭頚部側屈(上部僧帽筋、頚部伸筋、頸部屈筋)
拮抗筋
頭頚部屈曲 (上部僧帽筋、頚部伸筋)
頭頚部側屈(対側の上部僧帽筋、 対側の頚部伸筋、頭頚部回旋(上部僧帽筋 頚部伸筋、 対側の頚部屈筋) 対側の胸鎖乳突筋、 対側の頚部屈筋)


●板状筋 (ばんじょうきん) (頸板状筋・頭板状筋) (図 10-10)

起始
頸板状筋: 第3~ 第6胸椎の棘突起
頭板状筋: 項靱帯の下半分、 第7頚椎の棘突起、第1~第3(4)、 胸椎の棘突起

停止
頸板状筋: 第1~第3頚椎の横突起
頭板状筋: 乳様突起と後頭骨

機能
両側: 頭部と頚部の伸展
右側頚椎の右回旋と右側屈
左側:頚椎の左回旋と左側屈

触診
触診はできません。

神経支配
第4〜第8頚神経後枝 (C4-8)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング
頭頭を後方へ傾ける動作(頚椎の伸展)では、 特に伸展と回旋が同時に行われるときに板状筋 が強く働きます。 またこの場合、 板状筋は脊柱 起立筋や僧帽筋の上部とともに働きます。 この 筋肉がよい状態に保たれることで首や頭が正し い姿勢で保持されます。

板状筋を鍛えるよいエクササイズは、まず手 を頭の後ろで組みます。 次に頭を前へ倒した (頚椎の屈曲) 状態から手が加えた力に逆らい ながら、ゆっくりと首を最後まで伸展させます。 このエクササイズは自分の手以外にもパートナーやタオルを使っても上手にできます。 板状筋全体は頭部と頚椎の最大屈曲によりストレッチされます。 首を左回旋、 左側屈そして 屈曲することにより右側の板状筋がストレッチ されます。 右方向への同じ動きによって、左側がストレッチされます。

脊柱の筋肉

頚部において頚長筋は前方に位置し、 頚部と 上部胸郭を屈曲します。 後方では、 脊柱起立筋、 横突棘筋 棘間筋 横突間筋、板状筋のすべて が脊柱に平行かつ垂直に走行しており(図10 11102) 回旋と側屈を補助するのみなら ず、脊柱を伸展させることができます。 板状筋 と脊柱起立筋はこの章の他の部分でより詳しく 説明しています。 横突棘筋は半棘筋、多裂筋および回旋筋から成り立ちます。 これらの筋肉は すべてそれぞれの脊椎の横突起から起始し、 般的に後方に走行し、 起始する脊椎のすぐ上の 棘突起に付着します。 いずれも脊柱の伸筋で、 収縮すると脊柱を反対側へ回旋させます。 棘間 筋と横突間筋は回旋筋より深部に位置します。 筋群としてそれらは回旋をせず、 棘間筋は隣接 しあう棘突起をつなぎ脊柱を伸展させ、 横突間 筋は隣接する脊椎の横突起間をつなぎ、 脊柱を 側屈させます。



●頚長筋(上斜走繊維)
起始:第3~第5頸椎横突起
停止:環椎の前結節
作用:頸椎の屈曲
神経支配:C2-C7


●頚長筋(下斜走繊維)
起始:第1~第3胸椎の椎体
停止:第5~第6頚椎の横 突起
作用:頸椎の屈曲
神経支配:C2-C7


●頚長筋(垂直繊維)
起始:第5~第7頚椎と第1~第3胸椎の椎体
停止:第2~第4頸椎の椎 体前面
作用:頚椎の屈曲
神経支配:C2-C7

●棘間筋
起始:隣接する棘突起間
停止:隣接する脊椎の棘突 起
作用:脊柱の伸展
神経支配:脊髓神経後枝

●横突間筋
起始:隣接する横突起間
停止:隣接する脊椎の横突起
作用:脊柱の側屈
神経支配:脊随神経前枝

●多裂筋
起始:仙骨 腸骨棘、 腰椎 と胸椎と下位4つの 頸椎の横突起
停止:2~4個の脊椎を飛 び越し、それぞれの より上方にある脊椎 の棘突起
作用:脊柱の伸展と反対側 への回旋
神経支配:頚神経、胸神経および腰神経の後技

●回旋筋
起始:脊椎の横突起
停止:すぐ上の脊椎の棘突 起
作用:脊柱の伸展と反対側への回旋
神経支配:頚神経、胸神経および腰神経の後技

●頭半棘筋
起始:第3~第4(~7)胸椎の横突起
停止:後頭骨の上項線と下項線
作用:頸椎の伸展と側屈、反対側への回旋
神経支配:頚神経および胸神経の後技(C1-C6)

●頚半棘筋
起始:第1~第6胸椎の横 突起
停止:第2~第5頚椎の棘 突起
作用:頸椎の伸展と側屈、反対側への回旋
神経支配:頚神経および胸神経の後技

●胸半棘筋
起始:第6~第7頚椎と第 1~第4胸椎の棘突起
停止:第6~第10胸椎の 横突起
作用:頸椎・胸椎の伸展と反対側への回旋
神経支配:頸神経および胸神経の後技


斜行する線維小束はどれ も回旋機能を有します
横突棘筋系は脊柱を緊張させるのに重要な構造です。 線維小束の長さが一定でなく、 水平走行となり、関節面がうまく相互圧迫される他、 体幹をどの方向にも動かすことができます。

こうした短い筋にはほかにも重要な機能があり、 その1つは脊柱の固有受容感覚にも関与していることです。この筋群は、中枢神経が脊柱の位置コントロールや運動協調などを行う際に感覚的なフ イードバックを与える役割を担います。

筋が原因の関節機能障害の割合は非常に高く、 この事実は関節機能にとって筋群の機能が非常に重要であることを示しています。

治療は、まず関節の協調をはかるため、筋の過緊張を抑制してから、固有受容感覚のリハビリテーションを行なうよう計画します。
例えば脊椎のリハビリテーションでは、横突棘筋系の安定および回旋機能を刺激することを目的とした分節ごとの特別トレーニングなどがよいです。

胸郭の筋肉
胸郭の筋肉はほとんどすべてが呼吸に関与します (図 10-12) 安静時の呼吸は横隔膜の収縮によってなされます。 横隔膜が収縮して下降すると、 胸郭の容量が増加し、 外気圧と均等化するために空気が吸い込まれます。 さらに運動中のように大量の空気が必要な場合は胸郭にある他の筋肉が呼吸を助けます。 斜角筋は第1と 第2肋骨を挙上し胸郭容量を増大させます。 また、外肋間筋によって胸郭はさらに拡張します。 その他の吸気筋として、 肋骨挙筋と後挙筋があげられます。反対に、内肋間筋 胸横筋および 肋下筋の収縮によって強い呼気が生まれます。

○筋肉

●橫隔膜
起始:胸骨剣状突起の内面 第6~第12肋骨ないし肋軟骨の内面
停止:横隔膜の健中心
作用:吸気のために収縮すると腱中心が下方に 下がり、 胸郭が広が る。 リラックスすると上方に自動的に上がって息がはき出される
支配神経:横隔神経 (C3-5)

●内肋間筋
起始:肋骨と肋軟骨の内面の縦隆線
停止:一つ下の肋骨上縁
作用:呼気ではすべての肋骨を引き下げ息を吐き出す。 吸気では第 1~第4肋骨の肋軟骨を引き上げる
支配神経:T1-T11 の肋間神経

●外肋間筋
起始:肋骨の下縁
停止:一つ下の肋骨の上緑
作用:助骨を引き上げる
支配神経:T1-T12の肋間神経

●肋骨挙筋
起始:第7頚椎、第2~12胸椎の横突起端
停止:ひとつ下の肋骨角の外面
作用:肋骨を引き上げる、胸椎の側屈
神経支配:肋間神経

●肋下筋
起始:胸骨角近くの内面
停止:第2、第3肋骨下部後面内側
作用:肋骨の腹側部を引き下げて、胸郭の容量を減じる
支配神経:肋間神経

●前斜角筋
第1肋骨を引き上げ 頸椎の側屈と 反対側への回旋
起始:第3~第6頸椎の横 突起
停止:第1肋骨の鎖骨下動、脈溝の後方
作用:第1助骨を引き上げる。 頸椎の側屈、屈曲、反対側への回旋
神経支配:頸神経前枝 (C5-C7)

●中斜角筋
起始:第2~第7頚椎の横 突起
停止:第1肋骨上縁
作用:第1助骨を引き上げる。 頸椎の側屈屈曲、反対側への回旋
神経支配:頚神経前枝 (C3-C8)

●後斜角筋
起始:第5~第7頚椎の横
停止:第2肋骨外側緑
作用:第2肋骨を引き上げ る。頸椎の側屈
神経支配:頸神經前枝 (C6-8)

●上後挙筋
起始:項靭帯、 第6頸椎~ 第2胸椎の棘突起
停止:第2~第5肋骨の助 骨角の外方上線
作用:第2~第5肋骨を引 き上げ、 吸気の補助
神経支配:T1-T4の前枝からの分枝

●下後挙筋
起始:第10胸椎~第3腰椎 までの突起
停止:第9~第12肋骨の助 骨角の外方下
作用:第9~第12肋骨を引 き下げ、呼気の補助
神経支配:T9-T12 の前校から の分枝

●胸横筋
起始:胸骨剣状突起の内 面、第3~第6肋骨 の肋軟骨の胸骨端
停止:第3 第6肋軟骨の 内面と下
作用:肋骨を引き下げる
神経支配:T3-T6 の肋間神経

上位胸椎は、機能的には頸椎に属します。 このことは頸椎の可動性テスト時に、上位 頸椎に伝わる運動を十分に触知できることからもわかります。 上位胸椎に機能障害があると、頭部の運動 にも影響がおよび、頭部、肩および上腕に広がる放散痛にいたることもあります。
胸郭は、上肢を始めとする多くの相互作用筋群の停止であるため、 連関痛はこの部位に起因する可能性が大いにあります。
肋骨と胸椎の関節(肋椎関節)は、 周辺の靭帯とともに胸椎の運動部と非常に密に関節しています。 したがって、肋骨の運動が遮断されたときは、 同じ高さに位置する胸椎の運動部を治療して再発を防ぐ必要があります。 同じように、 胸椎部の機能障害が生じたときには、肋骨周囲を検査すると良いです。


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●脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
腸肋筋(ちょうろくきん)
最長筋 (さいちょうきん)
棘筋 (きょくきん)

* 脊柱起立筋は腸肋筋、最長筋および棘筋から成 る筋群の総称です


起始
腸肋筋 肋骨後面からの胸腰腱膜と仙骨
最長筋 : 仙骨と腰椎、胸椎の横突起からの胸 腰腱膜
棘筋:項靱帯、頚椎と胸椎の棘突起

停止
腸肋筋:肋骨後面、頚椎の横突起
最長筋:頚椎と胸椎の横突起、乳様突起
棘筋:頚椎と胸椎の棘突起 後頭骨

機能
脊柱の伸展と側屈

触診
腸肋筋:肋骨角部で触れることができます。胸部は肩甲骨を完全外転させると触れることがでできます。
最長筋:脊柱の横に大きな膨隆として触れることができます。
棘筋:脊柱の真横に触れることができます。

神経支配
脊髓神経後枝

機能解剖、筋力強化、ストレッチング
脊柱起立筋は骨盤が後方に傾いている(後傾) ときに、力長さ張力関係により、最も効率よく働きます。 骨盤の後傾に よってこの筋肉の付着部が下方へ引っ張られるので、より効果的に脊柱を正しい姿勢に保つことができます。 脊柱が正しい姿勢に保たれれば肋骨が上方へ動き、 胸部が高い位置で保持されます。 すると、結果的に腹筋が効果的に骨盤を後傾させ、 腹壁をまっすぐに保持することが可能となります。

デッドリフトというエクササイズでは脊柱 起立筋を使って脊柱を伸展させます。 このエク ササイズでは、 体幹を前方へ屈曲させた状態でバーベルを両手で握り、腕を伸ばしたままゆっくりとバーベルを背筋の力で持ち上げるようにして、まっすぐに立った姿勢へと戻ります。 ただしこのエクササイズは、正しいテクニックで 行わなければ腰部を痛めかねないので注意が必 要です。 また、 立位でこの筋肉をアイソメトリッ クに収縮させるエクササイズは、大きな筋力は 得られませんが、正しい姿勢の保持には十分役 立ちます。

脊柱起立筋や他の内在性の筋肉を鍛えるため のエクササイズは多数ありますが、 ほとんどの エクササイズは腹ばい (腹臥位) か、 または体 幹を屈曲させた状態から始めます。 これらのエ クササイズでは、脊柱起立筋を使い重力に逆らっ て体幹を伸展させます。 またこのとき、 首や頭 の後ろで重りを持って行えば、さらに負荷を大 きくできます。

脊柱起立筋を最大限にストレッチするには、 首から腰部にかけて背中を丸めるとよいのですが、首と胸部だけを丸めれば (屈曲させれば) この筋群の頚部と胸部だけを選択的にストレッ チできます。 また、 屈曲させながら脊柱を左右に側屈や回旋することで、脊柱起立筋の左右いずれかを選択的にストレッチすることも可能です。


●腹直筋 (ふくちょくきん)

起始
第5・第6・第7肋骨の肋軟骨前面と剣状突 起

停止
恥骨稜

機能
両側腰椎の屈曲
右側:腰椎の右への側屈
左側腰椎の左への側屈

触診
前内側の腹部の表面、第5肋骨と恥骨の間で触れられます。

神経支配
肋間神経 (T7-12)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング
腹直筋は骨盤の傾斜 (傾き) をコントロール するので、結果的には腰部の動きに関与します。 (腹直筋によって骨盤が後傾 (恥骨が上方に引っ 張られて) すると、結果として腰部がまっすぐ になります。 また、この状態になることで、 脊 柱起立筋や股関節の屈筋 (特に腸腰筋) はそれ ぞれ、より効果的に脊柱を伸展させたり、 股関 節を屈曲させることができるようになります。比較的やせていて腹筋が発達している人では 腹直筋を横断する3組、 またはそれ以上の明瞭 な線やくぼみがみられます。 それらは骨の付着 部の代わりに腹筋を腱様の結合組織で連結して 支持する部位で、 腱画と呼ばれます。 また、剣 状突起からへそを通り恥骨と垂直に走行してい るのが白線です。 それは腹直筋を左右それぞれ に分ける内側縁となっています。 各腹直筋の外側にあるのが、 半月状線という垂直に走行する 三日月状の線です。 この線は腹直筋の外側縁と、 外腹斜筋と内腹斜筋の内側縁を結合している腱 膜です。

腹筋を鍛えるにはレッグレイズ、 シット・ アップ・ベント・ニー、そしてクランチなど多 くのエクササイズがあります。 シットアップ・ ベント・ニー (p.230) は、 非常に安全で効果 的なエクササイズとして受け入れられています。

一方、クランチ (p.283) も特に腹筋だけを鍛 えるには有効なエクササイズです。 これら2つ の方法ですと、腸腰筋をはじめとする股関節の 屈筋の働きを押さえるので、負荷が腹筋だけに かかるわけです。 また、これらのエクササイズ に捻りの動作を加えれば、外腹斜筋や内腹斜筋 へも大きな負荷をかけることができます。

上記のエクササイズのすべてにおいて、腰椎 が自動的に最大屈曲されるまで徐々に上体を起 こし、それからゆっくりスタート姿勢に戻ると いう適切なテクニックを使って運動を行うこと が大切です。 はずみを利用した反動動作は避け るべきです。 腰椎の完全屈曲を越えた動きは、 腹筋だけでなく股関節の屈筋群をトレーニング してしまいます。 これらすべてのエクササイズ は腹筋強化に役立ちますが、腰のいろいろな傷 害や問題がみられる場合は、事前に注意深い分 析が必要です。

腹直筋は腰椎と胸椎の両方を同時に伸展させ ることによってストレッチできます。この状態でさらに股関節を伸展させると、骨盤の前傾が強調されるので腹直筋はよりストレッチされます。

●外腹斜筋(がいふくしゃきん)

起始
第5~第12肋骨の外側面 (前鋸筋とぴったりと接合している)*

停止
腸骨稜の前半分、 鼠径靱帯、 恥骨稜、下前方では腹直筋鞘

機能
両側: 腰椎の屈曲
右側 : 腰椎の右への側屈、 左への回旋
左側 : 腰椎の左への側屈、 右への回旋

触診
腹部の両側で触診できます。

神経支配
肋間神経 (T8-12) 腸骨下腹神経 (T12、 L1) 腸骨鼠径神経 (L1)

能解剖、筋力強化、ストレッチング
左右にある外腹斜筋は腰部の回旋にあたって は別々に働きますが、 腰部の屈曲に際しては、 左右が同時に収縮して腹直筋の働きを助けます。 たとえば、両手を頭の後ろで組んでシット・アッ プ (上体起こし) をするとき、左肘が右膝にタッ チするように腰を右に回旋させ、捻りながらこ のエクササイズを行えば、左の外腹斜筋が非常 に強く収縮します。 逆に、腰を左に回旋させな がら行えば、右の外腹斜筋がより鍛えられます。 外腹斜筋は左右別々にストレッチします。 右 側の外腹斜筋をストレッチするには大きく左側 屈をして伸展するか、あるいは右方向へ大きく 回旋して伸展します。 これとは反対の動きによっ して、左側の外腹斜筋をストレッチできます。

*筋肉の起始と停止は解剖学の本によっては逆に 記述されているものもありますが、ここでは特 によく動く骨格側の付着部を停止としました

●内腹斜筋 (ないふくしゃきん)

起始
鼠径靭帯の上方 1/2、腸骨稜の前面2/3、胸腰筋膜

停止
第8・ 第9・第10肋骨の肋軟骨と白線

機能
両側:腰椎の屈曲
右側:腰椎の右への側屈、 右への回旋
左側:腰椎の左への側屈、 左への回旋

触診
外腹斜筋がリラックスしたときに、 腹部外側で触れられます。

神経支配
肋間神経 (T8-12) 腸骨下腹神経 (T12、 L1) 腸骨鼠径神経(L1)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング
内腹斜筋は外腹斜筋の深層にあり、筋線維は 外腹斜筋と直行するように反対方向に走ってい ます。 外腹斜筋とは逆に、 内腹斜筋は腰部を右 に回旋する際には右側が、 左に回旋する場合は 左側の筋線維が収縮して力を出します。 体幹を ひねって左肘を右膝にタッチさせるような運動 (シットアップなど) のときは、体幹の右回 旋のために右の内腹斜筋と左の外腹斜筋が働き、 これに体幹を屈曲させる腹直筋の働きが加わり ます。 このような体幹の回旋では反対側の外腹 斜筋と内腹斜筋が常に共同して作用します。

内腹斜筋は外腹斜筋と同様に左右別々にスト レッチします。 右側は大きく左側屈して左回旋 し、さらに伸展することでストレッチされます。 右方向への同じ動きで、 左側がストレッチされます。

●腹横筋 (ふくおうきん)

起始
鼠径靱帯の外側1/3、 腸骨稜の内縁、下方 6 本の肋骨の肋軟骨内表面、 腰筋膜

停止
恥骨稜と腸恥骨線
腹直筋の腱膜から白線

機能
腹壁を内側へ押し込むことでの呼気

触診
触診はできません。

神経支配
肋間神経 (T7-12) 腸骨下腹神経(T12、L1) 腸骨鼠径神経 (L1)

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング
腹横筋は咳(せき) や激しい運動時の呼気の ときに主に働く筋肉ですが、腹直筋、外腹斜筋 および内腹斜筋と一緒にお腹が出ないように引っ 込めておく役目もします。 腹横筋を鍛えるには、 立位か背臥位で、 腹筋をアイソメトリックに収 縮させ、壁か床に腰を力一杯押しつけるような エクササイズが有効です。

最大限に息を吸って胸郭をふくらませた状態 を維持することで、ストレッチ作用が生じます。

●腰方形筋(ようほうけいきん)

起始
腸骨稜の後面内側縁

停止
第1~第4腰椎の横突起と第12肋骨の下縁

機能
腰椎の側屈
骨盤と腰椎の安定

触診
腰部脊柱起立筋の外側で触れられます。

神経支配
胸神経の前枝 (T12) 腰神経の前枝 ( L1 )

機能解剖、 筋力強化、ストレッチング
腰方形筋の働きは体幹の側屈と骨盤の引き上 げです。 負荷抵抗に逆らって体幹を回旋させた り側屈させるエクササイズで、 この筋肉は発達します。 ただし、 重力負荷に逆らって運動する 場合は、身体のポジショニングで負荷が変化します。

腰椎を左側屈すると右側の腰方形筋がストレッ チされ、逆の動きで左側がストレッチされます。

 

顎関節

●咬筋群
顎二腹筋前腹/顎二腹筋後腹/顎舌骨筋/オトガイ舌骨筋

●舌骨上筋群
顎二腹筋前腹/顎二腹筋後腹/顎舌骨筋/オトガイ舌骨筋


●舌骨下筋群
甲状舌骨筋、胸骨舌骨筋、胸骨甲状筋、肩甲舌骨筋

 

これらが脊柱に対する機能解剖学の全体像です。最初はとても複雑だと思うのですが、筋膜リリース資格講座を通してこれらの内容の復習してゆきますので大丈夫です(^^♪

生理学的、理論的に筋膜リリースをしっかり学びたい方、は是非「日本IASTM協会」の講座を取ってみてください♪
 
 
上記を何となく知っているだけでも、筋膜リリースの効果をより高める事が可能となります。
ご自身で身体を動かしながら、どこにその筋肉があるのかを練習してみると覚えやすいです♬
 
筋肉の位置や関節運動は暗記するものではなく、使っていくうちに段々と覚えていくものとなります♬
基礎講座であるIASTM資格セミナーでは、機能解剖学の説明をおこないながら実技が進んでゆく為、一日で全体像が覚えられますよ♪
 
「全て暗記してからでないとセミナー参加が不安」などと思わなくて大丈夫です♪
 
筋膜リリース上級講座内でも復習しますし、期間も約2か月で行なっていきますので、その2か月内でご自身の成長を楽しんで頂けると良いかと思います♫
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